【3巻無料】サラリーマン社会における「ちゃんばらもの」といえばコレ　安定感抜群の「特命係長只野仁」

昼間は黒縁メガネにぼさぼさ髪の冴えない係長。しかし夜になると...

サングラスにロングコートを着こなし、鍛え上げた肉体で会長直属の"特命係長"として社内外のトラブルを解決していく。
それが、高橋克典主演のドラマ版も大ヒットした人気シリーズ『特命係長只野仁』だ。

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本書『特命係長只野仁』を紹介中！！
1～3巻が8/31(日)まで無料で読める！



　只野仁の本来のフリガナは「ただのじん」だが、周囲から「ただのひと」と茶化されており、タイトルは「ただのひとし」と読む。原作は1998年～2001年に「週刊現代」で連載され、ひとたび全9巻で完結した後、続編（全20巻、既刊35巻、スピンオフあり）が今なお進行している。

　本作では「サラリーマンのヒーロー願望」が具現化されており、暴力やセックスなど抑圧されがちな要素が盛りだくさん。別の言葉で言えば「妄想」が詰まっている。ストーリーはほぼパターン化されていて、昼はまぁ役に立たず雑に扱われ、そうこうしてると厄介事が勃発し、夜に007ばりの活躍をして片付ける。基本は現代のサラリーマン社会を舞台にした「ちゃんばら芝居」であり、様式化されているからこそ、抜群の安定感を誇る。

　いついかなる時でも只野仁は、同僚に蔑まれながら...

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