男子には謎領域!?デコボコ女子高生3人組の、ちょっとお下品な会話『おしえて！　ギャル子ちゃん』

　女子高生グループの会話といえば、男子にとってみればまるで謎の領域だ。誰かの噂をしているのか、身だしなみの話か、はたまた彼氏の話か......。実はちょっと性的な話なんかもしてるんじゃないの？　とか。
　そんな男子の妄想しがちな事柄に応えてくれるのが、本作『おしえて！　ギャル子ちゃん』である。

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　本作は、とある女子グループの面々が、学校を舞台に、時には素朴な、時には女性の体に関わる疑問について歓談していくお話である。主な登場人物は3人。
　一人目は『ギャル子』。絵に描いたようなギャルで、朝は弱くよく遅刻している。反面、料理が上手で将来の夢はお嫁さんである。そしてとにかく胸がでかい。
　二人目は『オタ子』。絵に描いたようなインドア派メガネ着用の女の子で、いつも大体本を読んでいる。教室の隅が定位置だが、何故かギャル子と仲がよく、趣味はギャル子いじり。
　三人目は『お嬢』。品のある佇まいに、散見される世間知らずな言動は箱入り娘を連想させる。いつも笑顔を崩さずにこにこしながら上記二人の会話を聞いているが、たまに『ヤッパ（刃物）』なんて単語を使っていたり、生い立ちの想像には事欠かない。

　そんな三人組の会話は、大体がオタ子のギャル子いじりから始まる。そもそも単行本1ページ目で、オタ子の『ギャル子の胸って乳輪がセンベイくらいありそうだよね』という発言から始まって...

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